こんにちは、オージュンです!
私は、高校生の頃に建築家になりたいと思っていました。
しかし、大学受験で失敗し、建築ではなく土木の道に進み、建設会社の土木部門に就職をしました。
その後、転職する機会があり、転職先は建築の発注〜維持管理まで行う大学職員になりました。
そこで、今回は高校生の頃になりたいと思っていた職業に転職してどうだったのか?について実体験を交えて書いていきます。

実際に転職してみてどうだったかというと・・・
良かった点 | 大変な点 |
---|---|
昔の夢を叶えることができた 新たな知識を学ぶきっかけになった | 高校生の頃のイメージとは随分違った 専門知識がないので苦労中 社会人採用なので即戦力扱い(?) |



転職して1年半、知識がなかったり、職場のルールについていけないなど、大変なこともありますが、良い経験だと前向きに捉えています!!
憧れの職業に転職するまで


まずは、どういう経歴を辿ったのか、その間に考えたことを含めてまとめてみました。
昔から家や変わった建物を見ることが好きで、建築や都市計画を仕事にするのって『かっこいい』という漠然とした意識があり、大学では建築を学び、建築家になりたいと思い始める。
大学受験は失敗し、建築学科には進めず、似たような都市工学科に進む。都市工学科とは土木工学を学ぶ学科。
どうしても建築を学びたければ、都市工学科でも建築は学べたし、建築学科に移ることもできた。
しかし、都市工学科で学ぶうちに、土木も面白いし、建築と似た部分もあるのでは?と思い始める。
ずっと室内でパソコンをカタカタしているより、外に出て体を動かしている方が良いとなんとなく思い、それであれば現場管理の仕事だと思い、建設会社を志望する。
昼間は現場管理(屋外)で、夜はパソコンで書類を作成。
10年が経ち、仕事は楽しいけど、今後の人生のことを考えて転職を意識し始める。
転職サイトに登録し、大学職員を見つける。募集職種は建築であったが、今までの土木の知識も活かせて、昔憧れていた建築もできるため、転職を決意し、無事合格!



現在は転職して1年半くらいが経ちますが、業務割合は土木1割、建築9割くらい。日々勉強の毎日です。
大変な点
冒頭でも書きましたが、大変なことの方が多いのは事実です。
高校生の頃のイメージとは随分違った
専門知識がないので苦労中
社会人採用なので即戦力扱い(?)
高校生の頃のイメージとは随分違った
転職して1年半が経ちますが、私が高校生の頃に思っていた建築とはかなり違いました。



高校生時代の私の建築家のイメージはかっこいい家の絵を描く仕事でした
現在の仕事としては、
- 使用者の要望は叶うか?
- 設計図面、施工図の不整合はないか?
- 予算内で工事費が収まっているか?
- 設計事務所、施工会社との打ち合わせ
- 関連箇所との調整 などなど
高校生の頃のイメージとは違いますが、これが建物を建てるための発注者側の仕事って感じがしています。
専門知識がないので苦労中
別分野への転職で一番苦労することは、知識がないことだと思います。
当然、取引相手や社外の人は転職したばかりで知識がないことなど知りません。違う部署の人も同じです。
私のことを建築のプロ(プロまでいかなくてもある程度はわかる人)という目線で話をしてきます。
また、同じ部署の人は土木のプロという目線で色々なことを相談してきてくれます。
ただ、前職の仕事内容と、今の職場で相談される内容が必ずしも同じではありません。
私が前職でもう少しキャリアを積んだら経験するであろう内容を相談されている感覚です。
今は、困らないためにも新たなことはもちろん、前職のことも勉強しているという状況です。
社会人採用なので即戦力扱い(?)
これは上司や周りの人にもよると思いますが、ある程度はできるという風に見られることもあります。
先ほども書きましたが、取引相手や他部署の人は、そもそも中途採用だとは知らないので、そういう人達と打合せや電話で話をするときは大変さを感じることが多いです。
良かった点
大変なことを書きましたが、



それなら無理に昔の夢を叶える必要はないか・・・
と、思ってしまうかもしれません。
そう思わないためにも良かった点についても深掘りしていきます。
- 昔の夢を叶えることができた
- 新たな知識を学ぶきっかけになった
昔の夢を叶えることができた
学生の頃に興味のあった職業に就けるということが1番の良かった点です。
その当時、自分が想像していた仕事内容とは違いましたが、自分が興味のあったことができているので、転職して良かったと思っています。
新たな知識を学ぶきっかけになった
転職をしたことで、専門知識がないので必然的に勉強をしようと思います。
私は今回の転職を機に新たな資格を取得しようと思い、現在少しずつですが、勉強中です。
自分が勉強している内容と、仕事内容がリンクし、『知っている』とか『わかる』という感覚は良い感覚ですし、少しずつ成長している実感を得ることができ、大変な反面、楽しい瞬間でもあります。
頭の中が整理されていくような感覚で、私はこの感覚がすごく好きです。
まとめ
良かった点 | 大変な点 |
---|---|
昔の夢を叶えることができた 新たな知識を学ぶきっかけになった | 高校生の頃のイメージとは随分違った 専門知識がないので苦労中 社会人採用なので即戦力扱い(?) |
今回は高校生の頃に憧れていた職業に転職してみたらどうだったかについて書いてみました。
私の場合は、似たような業界であったため、今までの知識が全く使えないということはありませんでしたが、それでも専門知識の取得は必須ですし、日々勉強です。
(建築と土木という似た業界であるがために、同じ言葉でも意味が全然違うということがありますが・・・)
ただ、その中でも良かったこともあり、今は転職して良かったなと思っています。
昔の夢を忘れらない人は、私のようにその業界に転職してみるのはいかがでしょうか?
大変なこともありますが、想像しているよりも何とかなるもんです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
では、また!
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